TYPO3 によるコンテンツ管理
TYPO3 は、50 万台以上のシステムにインストールされ、最も広く使用されているエンタープライズコンテンツ管理システムです。 その用途は、単純なコンテンツページから大規模なイントラネット、モバイルアプリケーション、さらには複雑なマルチチャンネルソリューションまでと多岐にわたります。 TYPO3 を利用すれば、世界中のお客様向けに企業ごとのビジネスニーズに特化したアプリケーションが実現します。
ビジネスプロセスをつなぐ最新のコンテンツ管理
最新のコンテンツ管理は、単に静的コンテンツをウェブ上で表示するものではなくなっています。 今日の CMS は、ERP、PIM、eCommerce、CRM、データベースといった各種システムとリンクしており、 これらのシステムから取得したデータや情報を利用してコンテンツの強化と蓄積が図られます。 コンテンツだけでなく、単純なお問い合わせフォームから完全なセルフサービスアプリケーションまで、ユーザーとやり取りするための機能も提供されます。 TYPO3 は、信頼性が高く、最新のアーキテクチャを備えているため、こういった要件に対応したる最適なソリューションです。コンテンツを完璧に表示できるだけでなく、 統合されたアプリケーション開発者フレームワークを使用すれば、さまざまな技術的拡張を行うための理想的な基盤を構築できるソフトウェアです。
主な特長
膨大なコンテンツに対し、それにかけられる時間は限られる一方の昨今、適切かつ的を絞ったコンテンツをユーザーに提供することがますます重要になっています。 TYPO3 は、適合性、多言語対応、マルチチャンネル機能、スピード、コンテンツのカスタマイズ正、検索機能および検索可能性(例:Solr を使用)において特に強みを発揮します。 コンテンツと表示を明確に分離することで、国や部門を超えた、構造化された手法でコンテンツを把握し、管理することが可能になります。 さらに、最新の権限管理システムと承認システムにより、さまざまな編集部門での管理が実現します。このとき、オープン API によって TYPO3 が制限されることはありません。
ヘッドレス CMS およびマルチチャンネル
今やデジタル情報やコンテンツがウェブサイト経由でのみ転送されることはありません。 ソーシャルメディアチャンネル以外に、アプリ、オンラインショップ、ビデオウォール、ポータル、スマートホームの各種ソリューションなど、その他のアプリケーションにもコンテンツを入力する必要があります。 そのためには、コンテンツの記録や表示を行うだけでなく、それを文字通り「管理する」コンテンツ管理システムが必要です。 TYPO3 はこの目的に最適です。スタンドアロン CMS または複雑なヘッドレス CMS として機能し、あらゆるチャンネルに対応できます。 柔軟性が高いため、実装に際してほとんど制限がありません。私たちはお客様のニーズを分析して、豊富なノウハウに基づくアドバイスをご提供します。
TYPO3は単にコンテンツをキャプチャして表示するだけのコンテンツ管理システムではなく、文字通りコンテンツを管理してくれます。
検索可能性および追跡
TYPO3 の柔軟性は、検索エンジンの最適化とユーザー受入れにおいて最高の結果を得るための理想的な基盤です。 分析ツールをリンクさせてユーザーの操作を記録することで、コンテンツを継続的に改善することができます。 適切かつ的を絞ったコンテンツは、ユーザー受入れと検索エンジンの検索可能性に関するゴールドスタンダード(判断基準)となります。 追加の技術的なヒントやコツで、さらに優れた結果を出すことができます。
スケーリング、パフォーマンス、運用
成功のための条件となるのは、プロジェクトにおけるプロセスの信頼性です。もはや、サービス作業やメンテナンスのための時間枠など存在しません。 ユーザーは 24 時間体制でシステムを操作しているものです。それが国際的な企業グループであれば、「世界中常にどこかの部門が昼間の営業時間帯である」わけです。 可用性に加えて、サーバーの場所、セキュリティ、拡張性も重要です。特に、ピーク負荷や予想外のアクセス急増を伴うプロジェクトでは、迅速に拡張できることが必要です。 TYPO3 は、ウェブ上の標準プログラミング言語(PHP)をベースにしているため、非常に柔軟なホスティング選択が可能です。クラウドホスティング、プライベートクラウド、専用ホスティング、CDN、社内ホスティングのいずれを選択したとしても、zdrei.com が最適なソリューションの計画および決定をサポートします。
ちなみに、zdrei.com では、Mittwald 社向けの新しい AWS ベースのクラウドホスティング(Spaces)の開発に協力し、その導入にも成功しています。Spaces の詳細については、こちらをご覧ください。
TYPO3のおかげで、毎分15,000以上のヒットがある極端なトラフィックピークを持つプロジェクトも正確にスケールアップできます。
セキュリティ、安定性、法的要件
事業収益の創出や個人データの処理に関わるシステムでは、セキュリティと安定性が重要な成功要因となります。 TYPO3 のアーキテクチャとソフトウェア設計により、まさにこの要件を満たすシステムを選択することが可能です。 規制関連や社内のコンプライアンス要件も、TYPO3 を導入することで極めて容易に解決できます。zdrei.com では、最新の開発基準やソフトウェアアーキテクチャにも対応できるよう取り組んでいます。 テスト駆動開発、継続的な統合、コードレビューを一貫して適用することで、エラーを事前に回避できます。 もちろん、チーム体制による開発に加えて、定期的なトレーニング、資格認定、会議への出席などにも対応いたします。
TYPO3 は「実業界」のあらゆるニーズに応え、ベンダー SLA も用意されています: TYPO3-SLA
TYPO3 コミュニティに参加
zdrei.com は、TYPO3 コミュニティに積極的に参加して、オープンソースコンテンツ管理システム TYPO3 の開発に取り組むことで、ソフトウェアの継続的な開発に貢献しています。 私たちは TYPO3 会議、DevDays、Code Sprints、UserGroups など国内外のイベントに定期的に参加するだけでなく、協賛や講演活動を通じてこれらのイベントの成功に向けて協力しています。 コミュニティにおけるネットワーク形成は、TYPO3 システムに対するお客様の要望や要求に迅速かつ柔軟に対応するための大切な条件です。
革新ではなく、進化する機動的なソフトウェア開発
継続的なソフトウェア開発は、当然ながら必要なものであり、望まれてもいます。しかしそれによって、お客様のプロジェクトを定期的に更新して適応させなければならないという問題が生じるもの事実です。 従来は、5 年から 10 年ごとに外観を完全にリニューアルすることが一般的でした。
そしてこれには、以下のような決定的なデメリットがありました:
- プロジェクトの長期化
- リニューアル前の外観の陳腐化
- 1 つの項目に対する多大な投資
- 誤った意思決定のリスク
- トレーニングの負担
- 移行に関する負担 これと対照的に
今日のプロジェクトは進化的に開発されています。進化的開発においては、小さな構成要素が機動的かつ段階的に実現されます。同時に、「一貫したテーマ」に基づいて進めることで、長期的な目標の追求が可能です。
そのメリットは以下の通りです:
- 外観の継続的な改善
- ユーザーおよび従業員の習熟期間が短くてすむ
- 予算が均等に配分され
- 計画的に進められる
- 新しい知識をフレキシブルに実装可能
- 常に最新かつ現代的な外観
- 新しいアイデアを費用対効果の高い方法で試行できる
- すべての開発ステップが実際のニーズに適合
この目まぐるしく変化する時代に、プロジェクトを実現するためには、このような進化的開発が極めて重要です。TYPO3 と zdrei.com をご利用いただくことで、変化の激しい社内外の要件に迅速かつ柔軟に対応するための最適な体制を整えることが可能です。
明確な経済的メリット
進化的な開発により、間違いなくチャンスが到来します。 新しい要件やアイデアの迅速なテストや導入が可能です。 「市場投入までの時間」を短縮することで、直ちに革新的な優位性が生み出され、競合他社との決定的な差別化を図ることができます。 定期的かつ計画的な投資により、個々にキャッシュアウトが増大することはなく、見通しを立てることができ、長期的かつ予測可能な投資が可能です。 魅力的な 1 日当たりの料金も、定期的なキャッシュインによる経済的なメリットとなります。オープンソースソフトウェアである TYPO3 には、ライセンス料がかかりません。
メリットの概要:
- ライセンス料なし
- 「市場投入までの時間」の短縮
- 予測可能性の向上
- キャッシュアウトの減少
- 魅力的な 1 日当たりの料金
- 投資収益率の向上
強力なパートナー
強力なパートナーとなる zdrei.com をお選びください。私たちは、12 年以上にわたるコンテンツ管理システム TYPO3 のノウハウにより、中小企業、企業グループ、各種機関のサポートに成功しています。 お客様がさまざまな要求事項に対応するソリューションを発見し、要件の厳しいプロジェクトを実現し、さらに大きな目的を達成するためのお手伝いをいたします。 計画から開発、実装、そして継続的なサポートまで、プロジェクトサイクル全体の支援を提供するパートナーとして、私たちは、お客様とともにプロジェクト成功の責任を負うべきものと考えています。